特定小規模施設用自動火災報知設備

2019年5月16日

特定小規模施設用自動火災報知設備とは、営業用の火災報知器のことです。

家庭用火災報知器と違って、どこかの部屋で熱や煙を感知すると、すべての火災報知器が連動して、「火事です!火事です!」と知らせてくれるものです。
親器と子器からなります。
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NPOでは2棟目となる簡易宿所(ゲストハウス)の準備のため、まずは、消防署と保健所に相談。
客が使用する部分の床面積が100平米を超える場合は、奄美大島の場合、大島支庁建設課に用途変更手続き申請が必要になります。保健所に行くと、とりあえず大島支庁建設課に相談に行ってくださいと勧められますので、建設課の指示に従ってください。ただし、建物の設計図面や検査済み証がないと、結構、費用と時間がかかります。

すぐに消防署の方が現地に来て、簡易宿所の基準をクリアするために必要な設備等を細かに説明してくださいます。

メインは、火災報知器。

「客間と納戸には、を感知する営業用の火災報知器をひとつずつ」

「台所のこのあたりに、を感知する営業用の火災報知器をひとつ」

※このほか主なものとして、カーテン類、ソファカバー、カーペットなどが布の場合、防炎であるかどうかのチェックが入ります。

なるべく安く購入しようと思い、インターネットで検索して困ったのは、どれが「特定小規模施設用自動火災報知設備」なのか、どれが「煙用火災報知器」、どれが「熱用火災報知器」なのかということ。

「煙用」とか「熱用」という表記ではなく、煙用は「光電式スポット型」、熱用は「定温式スポット型」と表記されています。

ちなみに、親器は、煙用しかありません。(パナソニック担当者)

特定小規模施設用自動火災報知設備かどうかは、おおよそ値段でわかります。
1個9,000円~15,000円(親器が少し高い)だと、特定小規模施設用自動火災報知設備であることが多いです。それでも、特定小規模施設用自動火災報知設備でないものもあります。目を皿にしても「特定小規模施設用自動火災報知設備」の文字がなければ、違うと思ったほうが無難です。

ちなみに、購入したのは、安くて安心のパナソニック。

BGW22717K パナソニック 光電式スポット型感知器2種(試験機能付)(無線式・連動型警報機能付・電池式)(親器)

BGW22427K パナソニック 光電式スポット型感知器2種(試験機能付)(無線式・連動型警報機能付・電池式)(子器)

「BGW]というのが、特定小規模施設用ということを表すそうです。

注文後、10日ほどで奄美大島まで届くそうです。

取り付けは、電気屋さんか電気工事の資格を持っている方お願いしてくださいとのことでした。

早くこないかな~、火災報知器。