改修を始める前にやるべきこと

2018年5月19日

どんどん、ガシガチ壊していますが、実は改修を始める前にやったことがあります。

それは、

①大家さんに改修プランを事前に相談すること

②近隣の方々にご挨拶をすること

③区長さんにご挨拶をすること

田舎の相対物件でありがちな怖い話が大家さんと借主とのトラブル。

「何をやってもいいって言ってたじゃないか!」

「こんなに変えちゃう前に一言言ってよ!」

「古い家だから、好きなように変えていいよ」と言ってくれた大家さんでも、ご自分の実家が元の家と全く違うようになってしまうことを想定していない場合もあります。

お互いの勝手な思い込みが不幸な行き違いになる前に、やりたい改修プランは大家さんにも事前に了解を得ておく方が無難です。

田舎は人間関係が濃いのが当たり前。どんな人が越してくるのかは、全員が興味があります。だから、最初に自己紹介に行きましょう。困ったことがあれば助けてもらえるかどうかは、自分から周囲の人に知ってもらうことをするかに掛かっています。

区長さんとは自治会長さんと同じで、集落の代表者。区長さんにご挨拶に行くことで、集落の行事、ルール、集落費(≒自治会費)、ごみの捨て方などを教えてもらえます。

内壁外し

2018年5月18日

天井を剥いだ後は、内壁を壊していきます。

使わない納戸も壊します。

骨組みだけにしたら、今度は釘やねじを外していきます。大工さんが作ったにしては、やたら釘が打たれ、釘のすぐ横にスクリューネジが打たれていました。

柱を外したら、ヤモリの卵の殻が大量に見えてきました。

うえぇ~なんて言ってたら、古い家には住めません。

納戸の天井も外します。

「あれ?板が外れない!」

何と、トタンが入っていました。昔、外だった部分でもないのに、使われている理由が分かりません。

そして、やっぱりシロアリ、食べていました。

食べられた部分を削いでいきます。

見事な食べっぷりでした。構造的には、細くなった柱でも大丈夫そうですが、どうお化粧していくかの課題が追加されました。

天井板外し

2018年5月14日

畳上げが終わったら、今度は上から下に剥がせるものを剥がしていきます。天井板外しの前に、サッシを外し、ふすまを外し、付いていた照明を外します。

天井板外しとは、早い話が、天井を壊す!です。

バールやハンマーを使って、天井をバシバシ壊していきます。当然、いろんなものが降って来るので、防塵マスク、防護メガネ、つなぎや合羽は欠かせません。

最初はちょとしか見えなかった屋根や構造が徐々に見えてきます。 

天井が見えてくると、いろいろなものも見えてきます。

構造には全く必要ない、天井板を載せるためだけの板が沢山ありました。

それらを取り除いていくと、躯体として必要な構造が良く見えてきます。

「あ、シロアリに食われてる!」

昔の木材の上に、いい加減に手を加えた部分(おっと失礼!)が食われていました。古い家の古い木材はシロアリに食われにくい木が多いのですが、戦後に増改築した時に使用された材木はシロアリの好物のようです。

当初の予定では、構造を露出させるところまで考えていませんでしたが、シロアリに食べられているので、構造に関係のない木材を外し、シロアリの食われ方をチェックしていくことにしました。

押し入れのベニヤ板は比較的新しかったので、そのままにしておくつもりでしたが、一応屋根裏を調べることにしました。

 

「あ、きれいだ!」

ちなみに天井板を壊さないで屋根裏を調べる時は、自撮り棒が便利ですよ。

屋根回りのシロアリは思ったほどひどくなかったので、改修の際に防腐剤を塗布することにしました。

次は内壁です。

畳上げ

2018年5月13日

古い家の改修か所を探すには、既存設備が動くかどうか、躯体は傷んでいないかを見ることになります。電気は契約することで分かりますが、浄化槽やプロパンガスは専門業者に見てもらいましょう。

海沿いの家は電気の屋内配線はやり直し、汲み取りトイレは潰して、新たに水洗洋式トイレと合併浄化槽を入れることにしました。ちなみに合併浄化槽がない家は生活用水が垂れ流しになっています。

専門業者にお任せするところはお任せし、躯体チェックはまずは自分たちでやってみることにしました。見えないところを見えるようにする=畳を上げ、内壁を外し、天井板をはがしていきます。

今回の改修では古い寝起きする場所を優先し(緑枠内)、台所、洗面所、浴室は新しく増築されたと思われるので、設備の不具合チェックと徹底掃除をすることにしました。

まずは躯体チェックの作業準備から。手袋、防塵マスク、防護メガネ、つなぎか合羽、帽子は欠かせません。本当にいろんなものが降ってきます。

最初に畳上げです。

    

山裾の家では、「あれ、この畳、軽すぎる!」がありましたが、今回の海沿いの家の畳は重かった=畳はシロアリには食べられていなかったです。よかった!

一見、綺麗に見える床板ですが、ヤモリの卵の殻がたくさん、割れてしまっているところもありました。

畳がなくなったら、次は天井板外しです。

 

 

会員報告

2018年5月3日

2018年4月末現在の会員数をご報告します。

ビジネスパートナー会員 30団体
http://npo-nr.org/partner

DIY会員 1名

サポーター会員 17名

会員のみなさま、ありがとうございます。

空き家や空き地活用にお知恵、アドバイスお待ちしています!

ご入会も、お待ちしています!
http://npo-nr.org/member

”海沿いの家”のプロフィール

2018年5月12日

海沿いの家の改修が始まりました。

借主は奄美大島の南部で広域医療連携に取り組むお医者さんです。

住居は別にありますが、ご自分の南部での医療活動に加え、

研修医やヘルプ医療従事者の滞在先としても活用する予定です。

せっかく奄美大島で働くなら、島の過疎の医療現場を知ってもらうとともに、

島の楽しみも体験して欲しいと海沿いの家を借りました。

パッと見からも分かるように年代物ですが、

空き家歴は短く、島では優良物件と言えます。

それでも、天井板にシミ、つぎはぎ板の廊下、訳の分からない虫の卵、

黒光りする巨大ゴキブリ、外が垣間見れる内壁、

奥底が見えないぼっとんトイレなど、田舎の家の代表的な事象は

各所で見られます。

公的支援は一切ない滞在ハウスなので、家の改修費は最低限に抑えたい。

でも、島ライフを知らない医療関係者が虫や自然に驚いて

逃げてしまうような状況は防ぎたい。

カッコよく仕上げたいところですが、暮らすために必要な設備改修が先です。

予算とも相談しながら、ざっくり最初にどこを重点的に改修するかを決めて、

滞在する医療関係者の使い方が見えてから段階的にレベルアップすることにしました。

ということで、次回は家の中の総点検の様子をお伝えしますね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

DIY事例

2018年5月3日

夫婦で大工をやっている横浜の友人宅を訪問。
 

レトロ、ヴィンテージ、賃貸なのに改装可能・・・な、こだわりの賃貸住宅を集めて紹介するR-STOREで見つけた物件だそうです。

築50年。
ゆがみがあるので、床は水平ではなく、ボールを置くと転がります。

そんな傾きも調整しながら、棚やデスクを作る程度に手を入れて、とてもかっこよく暮らしていました。

 
 
 
食器棚の扉というか、すだれは、レールとかではなく、L型フックにひっかけるだけ!
 
 
棚はこんな感じで。
そして、床は、コンパネ貼るだけで十分でしょ。とのこと。
 
オイルステンなどは、必要になってから塗ればいいよ。
お金もかかるからね。
設計から基礎工事、施工までできる大工に言われたら、納得するしかないですね。