【開催報告】秋の移住体験イベントin奄美大島 1日目

2018年11月15日

11/9、11/10で秋の『住まい特化移住体験イベントIN奄美大島』を開催しました。
今回の参加いただいたのは京都府在住のYOUKOさん。
会社員であり、手拭作家であり、絵師という多才な方です。

とにかく生き物が大好きなYOUKOさん、奄美にも何度か来た経験があり、騒々しい都会を離れ早く自然豊かな場所で暮らしたいと考えているそうです。
海外と日本の二地域居住を考えているYOUKOさん、そんな暮らしが本当にできるのか知りたい!と参加されました。

初日は、大島北部の空き家見学からスタート。

相続未登記のため、奄美市の空き家バンクに登録できない物件です。

建物の状態は、空き家のなかではかなりよい状態に見えます。

シロアリの被害もあまりなさそうです。

トイレは汲み取り式ですが、YOUKOさんは気にしません。

虫も平気なんだそうです。

つわものです。  

荷物が大量に残されたままというのがネックですが、一人暮らしなら、たくさんある部屋のひとつを倉庫にしても問題なし。

後ろ髪をひかれながら続いては、先輩移住者のお宅訪問です。

移住10年ほどの木工作家で木工ショップKOSHIRAERUを経営する寳園ファミリーを訪ねました。

奄美の人々の手仕事に魅了された当時の話や、奄美の自然の素材を活かした作品でどうやって生計を立てていくかなど、話がはずみ気づくと夕方近くになってしまいました。

今日の最終目的地は、奄美大島南部瀬戸内町にある節子(せっこ)集落。

奄美大島中心地の名瀬から来るまで約1時間。

ここに、当NPO法人が改修をサポートしたDIYハウスがあります。

夜は、この場所に瀬戸内町内の移住者が集まり、移住して気づいたこと、移住の心構えなどをかなりリアルに教えてくださいました。

ひとことで”島暮らし”といっても、集落によって人間関係の密度や集落での役割、忙しさなど大きく違うということを知り、もっと島に通い滞在しながら、自分の住処を見つける心構えができたようでした。

2日目につづく。

流木で、ドアの取っ手をつくる

2018年10月15日

タイトルはDIYっぽいですが、

実は、木工職人さんに取り付けてもらった流木の取っ手です。

写真だけでは伝わりにくいですが、位置良し、手に馴染む形良し、見栄え良しの三拍子そろった取っ手が完成です。

こういうのも自分でできるようになりたいものです。

金属の錆を取る

2018年10月15日

水道の蛇口の表面を覆っている緑のザラザラしたもの。

緑青(りょくしょう)という青錆です。

銅にメッキ加工がされているので、青い錆になるんだそうです。

この青錆があるだけで、家の価値を落としちゃいますね。

ということで、ピッカピカにしたいと思います!

まずは、粉のクレンザーをふりかけて、たわしでゴシゴシやってみますが、一向に取れる気配なし。

そこで、300gで700円(クレンザーの7倍のお値段!)がする金属磨き「ピカール」と「ワイヤーブラシ」を購入。

ピカールとワイヤーブラシ

お値段だけのことはあって、みるみるうちに青錆が取れていきます。

とはいえ、そこそこ力は必要です。

ゴシゴシやること1分ほどでこの通りピッカピカ!

古いおうちにこびりついた錆やカビ、かなりの手ごわさ

海沿いは特に、潮が入ってきやすいので、錆やカビの温床になります。

空き家じゃなくても日頃のこまめなお手入れが大切です。

日よけには簾

2018年10月14日

日よけに使ったのは、特大簾。

目隠しにもなります。

まずは、庇の下に突き出ている垂木に、ねじフックを取り付けて、針金でフックにすだれをかけます。

簾は、単にぶら下げるだけだと面白みに欠けるので、近くの海岸で拾ってきた大きな貝で隅をとめてみました^^

室内からは開放感満載です!

でも、夜室内に照明がついても、外から室内は見えません。

マジックミラーみたいですね!

室内からの風景

使わないときは、くるくるとひもで巻き上げます。

猛威を振るった台風24号でも、この巻き上げたすだれは無事でした。

くわばら、くわばら。

簡単にできますので、みなさんも是非お試しくださいね。

化粧合板塗装

2018年10月14日

台所の内壁は、「徹底掃除&ちょっと手を入れ見栄え良く」が改修方針。

ちょっと安普請に見える化粧合板の壁を、防腐剤で茶色くシックに仕上げます。

よくある化粧合板の壁

しかも、素人だけで考えてやってみることにしました。

さて、早速作業開始!

まずは、壁の汚れをふき取ります。

何度も何度も汚れ(特に油汚れ)をふき取ります。

その後、マスキングテープやマスカーで塗装しない箇所を養生。

養生したら、ロールと刷毛に防腐剤をつけて・・・

壁に塗る・・・

塗る・・・

塗る・・・

が、このありさま(ノ_・。) 

結局、5回も6回も塗りを繰り返して・・・

 

台所の壁だけに、4人がかりで約5時間を要したのでした(汗)

でも、仕上がりは、艶のあるシックな仕上がりとなりました。

裸電球の照明ともあいまって、なかなかのシャレオツ感かな!

 

10畳ほどの台所の壁塗装に要した材料は、
 水性防腐剤:一斗缶半分
 消耗品:刷毛、ローラー、塗料入れバケツ
 マスキングテープ(30㎜✕18m)3個
 布コロナマスカー 2個
※ノンスリップマスカーは床に敷くと滑りにくくて良いのですが、粘着テープの粘着力が弱く塗料が粘着テープの隙間からしみこみやすく、買うなら、緑の粘着テープのついた一般的な布コロナマスカーをお勧めします。

ちなみに本来は、塗装前にやることがあったようです。
一般的な方法は3つ。
1.シーラーと呼ばれる下塗り塗料を塗る。
2.サンダーや紙やすりで化粧合板の表面を擦る。
3.化粧合板を裏返しにして塗装剤で塗装

今回のように塗装に時間がかからないし、塗料も少なくてすみますよ。

※工務店の方からは、内装に防腐剤を使うのは避け、内装用の塗料を使うようにとの指摘を受けました。みなさまもお気を付けください。

網戸の張り替え

2018年10月13日

素人でもできるDIYといえば「網戸の張替え」。

網戸の張替えは、手間を惜しまなければ素人でもできます。

ホームセンターに行けば、網戸張りキットも販売されていて、スタッフの方が張り方を教えてくれます。

購入するのは、網戸張りキットと網を押さえる細いゴムチューブ。
ゴムチューブは、自由に太さを変えられるタイプよりも、4.5㎜~5.0㎜の太さのゴムを選ぶことをおすすめします。
ねじれなく、溝にすっとゴムを押し込むことができるのです(実体験談)。

で、まずは、古い網戸を剥がします。
これがゴムがボロボロでなかなかやっかいでした。
いろいろ試してみて、発見!
片手に網、片手にマイナスだライバーをもって、ゴムチューブが埋まっている溝にマイナスドライバーをつっこみ、網を持ちあげながらドライバーをすべらせると、案外簡単に外れます。

網を剥がしたら、網戸の枠を洗って

網戸張りスタートです。

まずは、コーナーから数センチのところにゴムの先端を押し付けます。どのコーナーでも構いません。コーナーの溝にぐいぐいとゴムを押し込みます。

写真のようなゴムを溝に抑え込むローラーがあると便利です。

あとは、一気にぐるーっとゴムを溝にすべりこませます。

 

最後10センチほど残したところで、網に緩みがないかを見て、全体を調整します。

網戸の張替え、業者さんにお願いすると1枚2000円くらいかかるので、頑張って張ってみてくださいね!

慣れると1枚1人で30分あれば張れますよ!

天井はすだれ仕上げ

2018年10月13日

スケルトンにした居間の天井は、「すだれで覆い、照明を工夫して南国感を演出」します。

天井板を外した天井

これまでNPOが扱ってきた空き家は、天井板を外すと、柱が天井まで到達していなかったり、梁が浮いていたり、屋根のトタン板が野地板の隙間から見えていたりと驚くことが多かったのですが、今回の家は野地板も隙間なく敷き詰められ、塗装さえすればそのままでも十分使えるものでした。

でも、コンセプトは”南国感の演出”。

すだれを天井に張ることにします。

まずは、少しでもシロアリなどの虫が近寄らないように、屋根裏全体に防腐剤を塗布します。

防腐剤を塗布したらすだれ止め作業開始。

DIY職人に手ほどきをうけながら、垂木に沿ってすだれをタッカー(大きなホッチキス)で止めていきます。

すだれのサイズは、ホームセンターに売っている一番小さなサイズ(450㎜×900㎜くらいの)が便利。

女性でも比較的楽に作業できます。

タッカーの針は10㎜がベストでした。

上を向いた作業なので、思った以上に腕が疲れます。

タッカーは、女性だと両手を使わないと何か所も一気に止めることができないので、休み休みの作業です。

作業はふたりがかり

ちょっとでも気を抜くと、止めたはずの大きなホッチキス針がとれて、すだれがぶらんぶらんします。

なので、天井にホッチキスが刺さる場所には、これでもかというほどタッカーの針を打っていきました。

慣れてくると、素人の女性二人がかりで30分で2畳分は仕上がります。

DIY職人がやると、約15畳分の天井で約半日作業かな。

よーく見ると隙間が開いていたりしますが、ご愛敬ですかね。

というわけで、最後は、梁に裸電球を取り付けて、こんな感じで南国感満載の居間となりました!

照明もついたすだれ天井

床を畳からフローリングへ

2018年10月13日

居間の床は、畳からフローリングにします。

改修前の居間

まずは、畳外し、
あわせて敷居も外します。
敷居は柱と柱の間にはめ込んでいるだけなので、足やバールでトントンすると外れます。

畳を外した状態

今回は、土間部分を床にしたり、段違いの床をフラットにするなど、素人には難しい改修内容のため、DYI職人に作業をお願いします。

まずは、土間部分に床束や大引きで床下を作り、さらに根太を並べてフローリング材を張る下地を作ります。

その上に、フローリング材を打ち付けていくのですが、躯体がねじれているため、床は上下左右にゆがんで作業は難航。

工務店であれば、ジャッキを使って躯体の高さ調整をしてから床はりの作業を行いますが、今回は素人でもできる改修を目指しているので、可能な限り、根太で調整しますが、完全な水平にはなりません。

根太を敷いて床下調整


根太と垂直に床をはります

床に置いたビー玉が転がる箇所もあることをオーナーに了解してもらいます。

床と壁、床と柱の隙間は巾木で隠します。

さすが、作業をしてくれたのが木工職人だけあって、かっこよく仕上がっています。

 

そうして完成した床がこちら。

ご覧の通りの見違えるような居間となりました!

フローリング材を張って完成!

ちなみに、今回使ったフローリング材は硬く、上下に波打つ床に張るには、かなりの力と技術が必要でした。
コンパネを使えば、上下に波打つ床もなんのその。素人でも釘で打ち付ければそれなりに見栄えの良い床になるそうですよ。

内壁を作る

2018年10月13日

内壁を作る作業です。

化粧合板で仕上げられていた居間の内壁をコンパネの壁に変えていきます。

改修前の壁

すべて剥がして、間柱や貫が見えている状態になった内壁、

内壁を剥がす

間柱や貫にたくさん出ている釘をバールやペンチで抜いて、

防腐剤を塗布し、コンパネを打ち付けます。

コンパネを打ち付ける

コンパネの仕上げは、またも防腐剤。

コンパネに防腐剤を塗る

ちょっとシックな感じに仕上がりました。
※工務店からのアドバイス:内装に防腐剤はよくないため、内装の仕上げ用塗料を使用するのが良いです。

建物自体が歪んでいるので、コンパネとコンパネの間に隙間ができます。

隙間は、細くカットした木材(巾木)で埋めて完成です。

コンパネの隙間は巾木で隠す  

この作業は、DIY職人の手によって1日ほどで完了です。

2018年台風24号の爪痕

2018年10月10日

9月29日から襲来した、猛烈な台風24号。

風が収まった1日、周辺の被害確認へ。

写真で様子をお伝えします。

吐き出し窓どっかに飛んでってます
道路一面に打ち上げられた海の砂
道路一面に打ち上げられた漂着ごみ
倒れたブロック塀

 

屋根が飛ぶ
集落街頭が転倒
デイゴの大木が根元から折れる
山の木々は潮枯れ

 

外れた雨どいで家の角が外れる
ほとんどの雨どいが外れる
雨戸が外れ変形
外壁外れる

電気が丸2日間、電波は数日間、電線が垂れて道を塞ぐ箇所もあり、日常に戻るのにはまだまだ時間がかかりそうです。
後日談)徳之島伊仙町では、停電が10日間ほど続いたところもあったようです。

また、NPOが管理しているえんハウスの隣も空き家ですが、倒木やはがれた瓦屋根が飛んで来てました。

空き家の持ち主が分かるので状況をお伝えすることができるのですが、もし持ち主が不明だったとしたら・・・。

隣の空き家から倒木が倒れこむ

奄美群島で、空き家等対策計画があるのは、12市町村中2町(徳之島天城町、沖永良部島和泊町)にとどまっています。
※鹿児島県内では、約半数の自治体が計画を策定しています。

早く、対策を講じてほしいと願います。

■□台風24号に関する新聞記事まとめ□■
奄美市名瀬港で灯台が消失!(朝日新聞社/2018年9月30日)
停電8万戸(南海日日新聞社/2018年10月1日)
空き家問題浮き彫り(南海日日新聞社/2018年10月8日)
奄美群島の住家被害3810棟(南海日日新聞社/2018年10月14日)
台風24号襲来1か月の与論(南海日日新聞社/2018年10月29日)
割れた車の窓ガラス修理追い付かず(南海日日新聞社/2018年10月31日)