流木で、ドアの取っ手をつくる

2018年10月15日

タイトルはDIYっぽいですが、

実は、木工職人さんに取り付けてもらった流木の取っ手です。

写真だけでは伝わりにくいですが、位置良し、手に馴染む形良し、見栄え良しの三拍子そろった取っ手が完成です。

こういうのも自分でできるようになりたいものです。

金属の錆を取る

2018年10月15日

水道の蛇口の表面を覆っている緑のザラザラしたもの。

緑青(りょくしょう)という青錆です。

銅にメッキ加工がされているので、青い錆になるんだそうです。

この青錆があるだけで、家の価値を落としちゃいますね。

ということで、ピッカピカにしたいと思います!

まずは、粉のクレンザーをふりかけて、たわしでゴシゴシやってみますが、一向に取れる気配なし。

そこで、300gで700円(クレンザーの7倍のお値段!)がする金属磨き「ピカール」と「ワイヤーブラシ」を購入。

ピカールとワイヤーブラシ

お値段だけのことはあって、みるみるうちに青錆が取れていきます。

とはいえ、そこそこ力は必要です。

ゴシゴシやること1分ほどでこの通りピッカピカ!

古いおうちにこびりついた錆やカビ、かなりの手ごわさ

海沿いは特に、潮が入ってきやすいので、錆やカビの温床になります。

空き家じゃなくても日頃のこまめなお手入れが大切です。

日よけには簾

2018年10月14日

日よけに使ったのは、特大簾。

目隠しにもなります。

まずは、庇の下に突き出ている垂木に、ねじフックを取り付けて、針金でフックにすだれをかけます。

簾は、単にぶら下げるだけだと面白みに欠けるので、近くの海岸で拾ってきた大きな貝で隅をとめてみました^^

室内からは開放感満載です!

でも、夜室内に照明がついても、外から室内は見えません。

マジックミラーみたいですね!

室内からの風景

使わないときは、くるくるとひもで巻き上げます。

猛威を振るった台風24号でも、この巻き上げたすだれは無事でした。

くわばら、くわばら。

簡単にできますので、みなさんも是非お試しくださいね。

天井はすだれ仕上げ

2018年10月13日

スケルトンにした居間の天井は、「すだれで覆い、照明を工夫して南国感を演出」します。

天井板を外した天井

これまでNPOが扱ってきた空き家は、天井板を外すと、柱が天井まで到達していなかったり、梁が浮いていたり、屋根のトタン板が野地板の隙間から見えていたりと驚くことが多かったのですが、今回の家は野地板も隙間なく敷き詰められ、塗装さえすればそのままでも十分使えるものでした。

でも、コンセプトは”南国感の演出”。

すだれを天井に張ることにします。

まずは、少しでもシロアリなどの虫が近寄らないように、屋根裏全体に防腐剤を塗布します。

防腐剤を塗布したらすだれ止め作業開始。

DIY職人に手ほどきをうけながら、垂木に沿ってすだれをタッカー(大きなホッチキス)で止めていきます。

すだれのサイズは、ホームセンターに売っている一番小さなサイズ(450㎜×900㎜くらいの)が便利。

女性でも比較的楽に作業できます。

タッカーの針は10㎜がベストでした。

上を向いた作業なので、思った以上に腕が疲れます。

タッカーは、女性だと両手を使わないと何か所も一気に止めることができないので、休み休みの作業です。

作業はふたりがかり

ちょっとでも気を抜くと、止めたはずの大きなホッチキス針がとれて、すだれがぶらんぶらんします。

なので、天井にホッチキスが刺さる場所には、これでもかというほどタッカーの針を打っていきました。

慣れてくると、素人の女性二人がかりで30分で2畳分は仕上がります。

DIY職人がやると、約15畳分の天井で約半日作業かな。

よーく見ると隙間が開いていたりしますが、ご愛敬ですかね。

というわけで、最後は、梁に裸電球を取り付けて、こんな感じで南国感満載の居間となりました!

照明もついたすだれ天井

内壁崩しの続き

2018年5月24日

前回の内壁ではお伝えしなかった、発狂寸前の内壁がありました。

台所の反対側にある内壁を剥いでみると、黒カビっぽく見えるシミ。

これ、ゴキブリの痕跡らしいです。

前回はヤモリの卵を学習しましたが、「ヤモリの卵なんて、軽い、軽い!」と言えるくらい、この後、この黒いシミの連続となりました。

ぼっとんトイレをふさぐまで、トイレと洗面所の壁は崩すのを先延ばししましたが、

洗面所の左横の壁は壊すことにしました。洗面所の左隣は廊下です。

綺麗に掃除されているように見えますよね。では、壁を壊していきましょう。

黒い塊は、ゴキブリのフンです。うーん、集団生活の賜物の厚みです。うううううぅぅ。でも、ここで怯んでいてはDIYリフォームはできません(私は100%怯みましたが・・・)

次は、コンパネ床外しです。

剥がしてみて、「!!!」

納戸のコンパネの下は、すのこぐらいの強度しかない薄すぎる板でした。

廊下のコンパネの下は、何とベニヤ板!ベニヤ板を外してみると
根太(横にある棒)の下は地面でした。


同じ家なのに、構造や施工方法が場所によって違い過ぎるのは、長年に渡り様々な人が思い思いに増改築したせいなのかな。

今回のリフォーム対象エリアで、トイレ回りを除き、天井板、内壁、床を剥がすのに要した時間は、3人×1.5日。

廃材は軽トラ3杯分程度。皆様の寄付のお蔭で、空き家改修は進めていけます。ありがっさまりょうーた!

 

改修を始める前にやるべきこと

2018年5月19日

どんどん、ガシガチ壊していますが、実は改修を始める前にやったことがあります。

それは、

①大家さんに改修プランを事前に相談すること

②近隣の方々にご挨拶をすること

③区長さんにご挨拶をすること

田舎の相対物件でありがちな怖い話が大家さんと借主とのトラブル。

「何をやってもいいって言ってたじゃないか!」

「こんなに変えちゃう前に一言言ってよ!」

「古い家だから、好きなように変えていいよ」と言ってくれた大家さんでも、ご自分の実家が元の家と全く違うようになってしまうことを想定していない場合もあります。

お互いの勝手な思い込みが不幸な行き違いになる前に、やりたい改修プランは大家さんにも事前に了解を得ておく方が無難です。

田舎は人間関係が濃いのが当たり前。どんな人が越してくるのかは、全員が興味があります。だから、最初に自己紹介に行きましょう。困ったことがあれば助けてもらえるかどうかは、自分から周囲の人に知ってもらうことをするかに掛かっています。

区長さんとは自治会長さんと同じで、集落の代表者。区長さんにご挨拶に行くことで、集落の行事、ルール、集落費(≒自治会費)、ごみの捨て方などを教えてもらえます。

内壁外し

2018年5月18日

天井を剥いだ後は、内壁を壊していきます。

使わない納戸も壊します。

骨組みだけにしたら、今度は釘やねじを外していきます。大工さんが作ったにしては、やたら釘が打たれ、釘のすぐ横にスクリューネジが打たれていました。

柱を外したら、ヤモリの卵の殻が大量に見えてきました。

うえぇ~なんて言ってたら、古い家には住めません。

納戸の天井も外します。

「あれ?板が外れない!」

何と、トタンが入っていました。昔、外だった部分でもないのに、使われている理由が分かりません。

そして、やっぱりシロアリ、食べていました。

食べられた部分を削いでいきます。

見事な食べっぷりでした。構造的には、細くなった柱でも大丈夫そうですが、どうお化粧していくかの課題が追加されました。

畳上げ

2018年5月13日

古い家の改修か所を探すには、既存設備が動くかどうか、躯体は傷んでいないかを見ることになります。電気は契約することで分かりますが、浄化槽やプロパンガスは専門業者に見てもらいましょう。

海沿いの家は電気の屋内配線はやり直し、汲み取りトイレは潰して、新たに水洗洋式トイレと合併浄化槽を入れることにしました。ちなみに合併浄化槽がない家は生活用水が垂れ流しになっています。

専門業者にお任せするところはお任せし、躯体チェックはまずは自分たちでやってみることにしました。見えないところを見えるようにする=畳を上げ、内壁を外し、天井板をはがしていきます。

今回の改修では古い寝起きする場所を優先し(緑枠内)、台所、洗面所、浴室は新しく増築されたと思われるので、設備の不具合チェックと徹底掃除をすることにしました。

まずは躯体チェックの作業準備から。手袋、防塵マスク、防護メガネ、つなぎか合羽、帽子は欠かせません。本当にいろんなものが降ってきます。

最初に畳上げです。

    

山裾の家では、「あれ、この畳、軽すぎる!」がありましたが、今回の海沿いの家の畳は重かった=畳はシロアリには食べられていなかったです。よかった!

一見、綺麗に見える床板ですが、ヤモリの卵の殻がたくさん、割れてしまっているところもありました。

畳がなくなったら、次は天井板外しです。

 

 

”海沿いの家”のプロフィール

2018年5月12日

海沿いの家の改修が始まりました。

借主は奄美大島の南部で広域医療連携に取り組むお医者さんです。

住居は別にありますが、ご自分の南部での医療活動に加え、

研修医やヘルプ医療従事者の滞在先としても活用する予定です。

せっかく奄美大島で働くなら、島の過疎の医療現場を知ってもらうとともに、

島の楽しみも体験して欲しいと海沿いの家を借りました。

パッと見からも分かるように年代物ですが、

空き家歴は短く、島では優良物件と言えます。

それでも、天井板にシミ、つぎはぎ板の廊下、訳の分からない虫の卵、

黒光りする巨大ゴキブリ、外が垣間見れる内壁、

奥底が見えないぼっとんトイレなど、田舎の家の代表的な事象は

各所で見られます。

公的支援は一切ない滞在ハウスなので、家の改修費は最低限に抑えたい。

でも、島ライフを知らない医療関係者が虫や自然に驚いて

逃げてしまうような状況は防ぎたい。

カッコよく仕上げたいところですが、暮らすために必要な設備改修が先です。

予算とも相談しながら、ざっくり最初にどこを重点的に改修するかを決めて、

滞在する医療関係者の使い方が見えてから段階的にレベルアップすることにしました。

ということで、次回は家の中の総点検の様子をお伝えしますね。