DIY第1号物件 プロローグ

2018年2月20日

奄美群島に住みたい人や滞在したい人に、空き家を貸す!
そのためにも、貸すための物件を見つけなければ…

知り合い伝手に、空き家を探し回りました。

自由に改修させてくれる家はないかな~、
しっかりと契約を結んでくれて、その契約を反故にしない所有者はいないかな~…
できれば、古い家でいいから安いものがいいのですが。。。

そんなワガママを言いつつ、ついに、見つけました!
奄美大島龍郷町の山裾に建つ家。

物件
ついに、見つけた!

大家さんがそろそろ解体を考えていたので、ちょっと待った!と手を上げたのでした。

思い返すと、自分たちで空き家をどうにかしたいと思いはじめたのは、1年前。

私、代表理事の佐藤と副代表理事山腰は、2013年頃にから奄美の空き家活用プロジェクトに仕事として関わってきました。

例えば、

◇空き家再生ゲストハウス「花良治しまぐらしハウス」(喜界島) 


何度も集落有志で話し合いました


草刈りも掃除も総出でゲストをお迎え

◇空き家再生ゲストハウス「あむとぅ」(徳之島・伊仙町)


10年以上のジャングル状態の空き家が…


シルバー人材の方の手でみごとに改修


地域の人と交流したり


大学生と一緒に庭づくりを考えてみたり

◇空き家再生賃貸住宅(沖永良部島・和泊町)

空き家活用組織「わどまりヤドカリ隊」


草木を伐採して、たくさんの荷物を整理

このように地域の方と一緒に、空き家を探し、活用を考えて、改修や運営のサポートを行ってきました。

でも、どれもアドバイザー的な立場での関わりで、
「もっとこうしたほうがいい」とか、「そんなにお金使って改修したらダメ!」とか、自分で家 の改修したこともないのに口出すだけの仕事でした。
もともと設計図面書いたり、大工仕事したりするのが好 きだったので、幾度となく「自分で空き家の改修をやりたい~!」っていう衝動にかられてしまいました。

そして、そんな思いが募り、仲間とNPOを立ち上げることにしました。
そこでまずは、自由に改修させ てくれる自分たちの空き家を探すことにしたのです。

そして、ようやく見つけたのが、奄美大島龍郷町の山裾に建つ物件でした。

そして、そんな私たちを待ち受けていたのは、「もっとあななたち、勉強しなさい。」という洗礼でした。