古い家の改修か所を探すには、既存設備が動くかどうか、躯体は傷んでいないかを見ることになります。電気は契約することで分かりますが、浄化槽やプロパンガスは専門業者に見てもらいましょう。
海沿いの家は電気の屋内配線はやり直し、汲み取りトイレは潰して、新たに水洗洋式トイレと合併浄化槽を入れることにしました。ちなみに合併浄化槽がない家は生活用水が垂れ流しになっています。
専門業者にお任せするところはお任せし、躯体チェックはまずは自分たちでやってみることにしました。見えないところを見えるようにする=畳を上げ、内壁を外し、天井板をはがしていきます。
今回の改修では古い寝起きする場所を優先し(緑枠内)、台所、洗面所、浴室は新しく増築されたと思われるので、設備の不具合チェックと徹底掃除をすることにしました。
まずは躯体チェックの作業準備から。手袋、防塵マスク、防護メガネ、つなぎか合羽、帽子は欠かせません。本当にいろんなものが降ってきます。
最初に畳上げです。
山裾の家では、「あれ、この畳、軽すぎる!」がありましたが、今回の海沿いの家の畳は重かった=畳はシロアリには食べられていなかったです。よかった!
一見、綺麗に見える床板ですが、ヤモリの卵の殻がたくさん、割れてしまっているところもありました。
畳がなくなったら、次は天井板外しです。