居間の床は、畳からフローリングにします。

まずは、畳外し、
あわせて敷居も外します。
敷居は柱と柱の間にはめ込んでいるだけなので、足やバールでトントンすると外れます。

今回は、土間部分を床にしたり、段違いの床をフラットにするなど、素人には難しい改修内容のため、DYI職人に作業をお願いします。
まずは、土間部分に床束や大引きで床下を作り、さらに根太を並べてフローリング材を張る下地を作ります。
その上に、フローリング材を打ち付けていくのですが、躯体がねじれているため、床は上下左右にゆがんで作業は難航。
工務店であれば、ジャッキを使って躯体の高さ調整をしてから床はりの作業を行いますが、今回は素人でもできる改修を目指しているので、可能な限り、根太で調整しますが、完全な水平にはなりません。

根太と垂直に床をはります
床に置いたビー玉が転がる箇所もあることをオーナーに了解してもらいます。
床と壁、床と柱の隙間は巾木で隠します。
さすが、作業をしてくれたのが木工職人だけあって、かっこよく仕上がっています。
そうして完成した床がこちら。
ご覧の通りの見違えるような居間となりました!

ちなみに、今回使ったフローリング材は硬く、上下に波打つ床に張るには、かなりの力と技術が必要でした。
コンパネを使えば、上下に波打つ床もなんのその。素人でも釘で打ち付ければそれなりに見栄えの良い床になるそうですよ。