2022年8月26日
沖縄県の自治体や中間支援組織のみなさんと、空き家問題について考える研修会に講師として参加しました。
人口規模が与論島や喜界島と同じでも、ホームセンターがなかったり、工務店や設備屋がない沖縄の離島も意外とあることに驚いたり、逆に沖縄県離島の水洗化率の高さに驚いたりもしました。
この日は空き家問題もさることながら、顔の見えない人たちによる地上げ問題も話題に上りました。
奄美でも起こりつつあり、今日のメンバーとともに今後も空き家のこと、地上げのこと考えていけたらな、と強く思った研修でした。
翌日は、知り合いが暮らす伊平屋島で、空き家活用に取り組もうとしている方がいるので話をうかがいに行きました。
沖縄の古民家を象徴する赤いセメント瓦は、職人もいなくなり、少しでも空き家として放置が進むとシロアリが発生し、雨漏りもひどくなり、結局取り壊してトタン屋根に建て替えることになるという話をききながら、これから沖縄の風景も変わっていくのだと寂しくも思うのでした。