私たちは、NPO設立以前の2013年頃から奄美の島々の空き家をたくさん見てきました。そして、何とか活用できないか考えてきました。
しかし、大きな壁にぶち当たることもたくさんあります。
その一つの原因が、空き家の状態が悪すぎることでした。
築年数30年以上、空き家期間10年以上の物件が過半を占め、
雨漏りによる腐食やシロアリの被害も大きく、住めるようにするには改修費用が掛かり過ぎるケースが多いのです。

規格住宅をつくるぞ!
全ての空き家を再生することはできないし、高い修繕/改修費を使ってまで住める家に再生することに疑問を持ち始めた私たちは、修繕/改修費程度で建てられる「規格住宅」を考え始めました。
奄美群島の家は、昔は集落の人たちが協力して建て、プロの大工が活躍するようになってからも注文建築が常識です。
本土では一般的な建売住宅や規格住宅は少ないのが現状です。
シングル・カップル向けからスタート!
奄美群島の家の多くは、もともと大家族が暮らし、多くの人を招きいれるため、広く、部屋数も5部屋、6部屋あるのは当たり前。
一方、奄美群島に住みたい人たちは、シングルやカップルの若い世代が多いですが、この人たちに適した家はほとんどありません。
子どもや就労世代の人口獲得を目的としてファミリー層に定住支援住宅等の公営住宅を準備している自治体は多いものの、
ファミリー以外の人たちにはほとんど支援策がありません。
私たちは、規格住宅のモデルハウス建築と言う無謀なプロジェクトを開始しましたが、不動産建築に対する助成はないに等しいので、全額借入で建設することを選択しました。おのずと予算に限界があります。
「予算がないということは建築面積も狭い。ならば、供給量の少ないシングルやカップルの人向けの家を作ろう!」こうして、コンパクトな規格住宅のコンセプトが固まりました。

シングル・カップル向けの規格住宅のモデルハウスをシマ(集落)とお客様をつなぐゲストハウスにしました。
ご自分に合った暮らし、住まい、仕事を心ゆくまで探索する拠点として活用ください。

かつては多くの人が暮らし、多くの子どもが龍郷小学校に通い、集落内の人々が「集落内に保育所が欲しい」とお金を出し合い、土地を購入、その土地を龍郷町に寄付し、保育所も建設されました。
でも、高度成長期以降、過疎が進み、集落から子どもが消え始め、一人暮らしの家が増え、空き家や空き地が目立つようになってきました。

集落民が訪れることがないもの悲しい場所になってしまいました。私たちはこの保育所跡地を町から借り受け、規格住宅を建設することにしました。
保育所の建物がなくなってからは、ずっと空き地になっていました。
地鎮祭 2019年7月
棟上式 2019年10月


完成祝 2019年10月
保育所時代の落書き
「保育所跡地の周りは真っ暗だったのに、灯りがともるようになって本当に幸せ。」
「泊まる方たちと出会って、お話しできることが楽しみだわ。」
ゲストの利用ばかりでなく、集落のお年寄りからは台風の時に避難したいという申し出もありました。

NPOの役割
~あまみ空き家ラボ~の理念~
住んでほしい人・
滞在してほしい人がいるのに
家は足りず
空き家や空き地は増える一方私たちNPOは、課題解決型NPO
ひとつひとつの課題を
奄美群島の人たちと一緒に解決しながら
住みたい人・滞在したい人、
住んでほしい人・
滞在してほしい人たちのニーズを
満たしていきます
目指すのは、
島の使われていない空き家や
空き地を減らしながら、
島に来る人、島にいる人が
幸せになるプロセスを
担っていくことです
奄美群島の空き家事情

空き家の建築時期
龍郷町調べ、平成30年
空き家期間
龍郷町調べ、平成30年
規格住宅が出来るまで
全ての空き家を再生することはできないし、高い修繕費を使ってまで住める家に再生することに疑問を持ち始めた私たちは、内地では当たり前にある規格住宅を考え始めました。
奄美群島の家は新しかろうが古かろうが一点もの。昔は集落の人達が協力して家を建て、プロの大工さんが活躍するようになってからも注文建築が常識。なので、出来合い住宅は公営住宅以外存在しません。
「同じ仕様の家を建てることで、高い修繕費よりも安上がりに新築できるかも。」こうして、私たちは規格住宅を模索することになりました。「誰のための規格住宅?」
奄美群島の家々は、もともと大家族が住むための家が多く、大きな家が多いです。広い空き家となると、当然、改修費が嵩みます。一方、奄美群島に住みたい人たちは、シングルやカップルの若い世代が多いですが、この人達に適した家はほとんどありません。
子どもや就労世代の人口獲得を目的としてファミリー層に定住支援住宅等の公営住宅を準備している自治体は多いですが、ファミリー以外の人達にはほとんど支援策がありません。
私たちは規格住宅のモデルハウス建築と言う無謀とも言えるプロジェクトを開始しましたが、不動産建築に対する助成はないに等しいので、全額借入で建設することを選択しました。おのずと予算に限界があります。
「予算がないということは建築面積も狭い。ならば、最も住宅困窮者となるシングルやカップルの人達が喜んで滞在できる、住める家を作ろう!」
こうして、コンパクトな規格住宅のコンセプトが固まりました。
match guest houseの建築コンセプト
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建設コストは設計込で800万円
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同じ設計仕様なら、同じ金額で建設できる
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コンパクトだからと言って、暮らしにくい家にはしない
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「この家に住みたい」と思う人には、同じ仕様を提供する
”めざせ800万円住宅!”は実現できました!
設計・監理担当:株式会社酒井建築事務所
施工担当:有限会社アオイホーム
せっかく作った規格住宅なので、関心のある人たちにゲストハウスとして、ご利用いただくことにしました。「建てたい!」と思う方はもちろん住み心地を体験して頂き、「田舎の集落に興味があるけれど、いきなり住むのは・・・」と思う方にはシマライフを体験して頂きたいと思っています。
~規格住宅販売~
建設工事費は約800万円(税込)
※資材が急騰しています。現在の工事費はお問合せください。
※地盤調査費、地盤改良工事、浄化槽設置工事、造成・外構工事、各種引き込み工事、家具家電は含んでいません。
※奄美大島の龍郷町、奄美市名瀬、奄美市住用、奄美市赤木名以南の笠利町以外の地域は、別途見積もりとなります。
※建設地が都市計画区域内の場合は、別途確認申請手続きが必要となります。
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・建設コストは設計込で800万円程度
・同じ仕様なら、同じ建設コストで建設できる
・コンパクトだからと言って、暮らしにくい家にはしない
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この無理なお願いに付き合ってくれたのが、
設計・監理担当:株式会社酒井建築事務所
施工担当:有限会社アオイ・ホーム
度重なる打ち合わせを経て、2019年10月に無事竣工いたしました!

コンパクトなゲストハウスですが、4メートル近い天井高、白を基調とした内装が広々とした空間を生み出しています。
建設工事費は800万円(税込)
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(写真:石井紀久)
こんな空間に暮らしたいけど、長く暮らせるものかな?
そんなみなさまのために、お試し暮らしできるモデルハウス「match guest house」(奄美大島龍郷町龍郷)をご用意しました。
是非一度、滞在してみませんか?
お待ちしています。






