とある集落にあった空き家歴がわからないほどの空き家。
近所の方が島外に住む家主に連絡をとると、「家を探している方がいらっしゃるなら家を貸しましょう」とトントン拍子に進んだのですが、
そこには、生きたシロアリが!
業者にみてもらうと
「選択肢はひとつ」
”解体”
となりました。
シロアリは、普通は人目につかない床下にアリ塚を作って家に侵入してくるそうですが、この家は、床下だけでなく人目につく場所にまで塚が築かれていたのです。
家全体を見なくても、家全体にシロアリがいる証拠。
しかも、この家はシロアリが大好物のヒノキ材を使っているそうで、シロアリたちは美味しそうにせっせと家を食べていました。
家主さんは、「まさかシロアリとは」と驚かれ、ショックを隠し切れず。
島外の家主に、登記情報とあわせて定期的に家の状態をお知らせするサービスがあったら、いつか使うかもしれないから…と、貸し出す家が増えるように思ったのでした。