家を探しに来られる人たち~NPOの住まい相談から②~

2020年9月7日

「奄美大島に住みたい」

「住み心地の良い家に引越したい」

NPOが、2019年1月~2020年8月期間に家の相談を受けたのは43組(うち、奄美大島在住者は5組)。

■相談者はどんな人たち?

1)家探しのかたち

移住のための家探し  34組(約80%)
多拠点居住のための拠点探し  4組
奄美在住の方  5組


2)NPOに相談に来たきっかけ

NPOのサイトやFACEBOOK  16組
奄美群島移住情報サイトねりやかなや  14組
NPO会員や知人の紹介  7組
自治体からの紹介  6組

3)年代

30代~50代が中心で全体の85%。

4)居住地

関東が最も多く、関西、中部が続く。沖縄の離島に移住した方からの問い合わせもみられます。

5)家族構成

夫婦・カップル  17組
家族  13組
単身  11組
不明  2組

定年前後の夫婦やカップル、子供のいる家族(子供が小学校、中学校にあがるタイミングが多い)が、真剣に家探しをする傾向にあります。


6)職業

自営業が約4割、会社員が約3割。

自営業は、カメラマンやダイビングインストラクター、飲食店経営者が中心です。


 
7)来島経験(島外在住者のみ)

来島経験がある方が半数、来島経験なく家探しに来る人も約4割(16組)。

来島経験がある方は、数回~10回以上訪れています。住まい探しが難しいことや移住に過度な期待を寄せていないタイプが多く、空き家を借りるリスクもよく理解している方が多い印象です。


8)移住のタイミング(島外在住者のみ)

近いうちに移住したい  23組(60%)
すぐ移住したい 11組(30%)

近いうちにと考えているかたの多くが「家が見つかり次第、数年以内に移住したい」と考えています。

 

しかし、住まいをご提供できる方、ご自身で獲得される方は、相談に見える方の約2割です。
貸してもらえる家が足りません。

空き家をお持ちで、家を貸したいとお考えのみなさま、是非、当NPOにご連絡ください。