明けましておめでとうございます。
2017年に産声をあげたNPOも、多くの方に支えられ、お陰様で7年目を迎えることができました。
主軸事業の空き家そのままサブリースは80軒を突破しました。
その分、予期せぬハプニングに遭遇し、大家さんやご近所の方にもご迷惑をかけることも増えてきましたが、ひとつひとつ糧にして2024年度中に100棟を目指します。
しま暮らし体験ハウス(龍郷町で3棟)は、稼働率7割程度。
そのうち移住希望者、多拠点居住者、リモートワーカーが約6割を占め、約半数(組数)がリピーターとなって利用してくださっています。
リピーターのみで運営可能な滞在型施設を目指します。
また昨年は、「盆正月しか使わないので、空いている期間を宿で運営したい」という大家さんや、「二地域居住なので空室期間を誰かに貸したい」というサブリースの転借人から相談を受けることが増えました。
こうした物件をグループ化し、「空き家シェアリング」という新たなしくみとして検討します。
沖永良部島で始めたのが、島で働く女性のためのシェアハウス。
初めての島暮らしのスタートの場所として、短期間の農業アルバイトの滞在場所として、利用されています。
字(あざ)の行事、地域のスポーツチームにも参加させていただいて、みんな楽しい島ライフを送っています。
需要が高いことから、棟数を増やしていく予定です。
ここ1年は、多方面から声がかかるようになりましたが、自主活動に追われ応じられないことも増えてきました。
2024年度は、組織としての体制を整え、みなさんに「空き家が活用されてよかった」と言っていただけるよう、所有者、住む人、地域、三方よしの空き家活用を目指し、活動に邁進していきます。
本年もどうかよろしくお願いいたします。
2024年元日 NPO法人あまみ空き家ラボ 一同