龍郷集落は、龍郷の森と龍郷湾に囲まれた集落で、約110世帯、250人が暮らしています。
※2020年3月現在
集落から海に向かう小路が何本もあり、碧い海が見えたり、
フクギやガジュマルの生垣が続く小路があったり、
どっちに行こうか迷ってしまうほど楽しい小路が網目のように広がっています。
小さな港には小舟が浮かび、
カトリック教会や、
お手製のカーブミラー、
自動販売機の横の休みどころ、
いまでは少なくなったサンゴの石垣、
川に生えた島バナナ、
パパイヤ、
庭先にの色とりどりの花や
南国フルーツが目を楽しませてくれます
巨大なガジュマルがあちこちにあって、
夏場は木陰で涼むととっても気持ちいいものです。
歴史も感じられます。
集落の奥地にある謎の「仏像墓」
町指定の文化財にもなっています。1725年とあり、笠利家10代頃の由緒ある人の墓のようです。
西郷隆盛が愛かなと過ごした場所西郷南洲謫居跡
タイミングが良ければ、愛可那さんのご子孫が案内してくださいます。
観覧料大人200円、小中学生100円。
愛かなのお墓
どこでもアクティビティが楽しめる
釣り竿さえあれば港で釣り三昧
釣った魚は、matchguesthouseの庭でバーベキュー!
※外流しがあるので部屋を汚さず捌けますよ。
奄美自然観察の森へとドライブすると眼下に龍郷集落と龍郷湾が望めます。
珍しい風景にも出会えます
大島紬の絣糸をイギスという海草糊で固め乾燥させる作業「糊張り」。奄美大島では数名の職人が受け継ぐだけとなりました。
ちなみに、この風景が見られる日は間違いなく“晴れ”です。
matchguesthouseに隣接する小学校のグラウンドでは、夕方になるとグラウンドゴルフの練習をする人たち、休日には、少年野球の練習風景、秋には、小学校の児童の相撲大会や、運動会の練習風景が見られます。
日常の暮らしに触れる
バスは一日に数本しかありませんが、中高生の通学の大切な足となっています。
龍郷集落にあるふたつのバス停はどちらも風情があって、バスが来ないのについつい座りたくなっちゃいます。
奄美大島では、毎月の旧暦の1日、15日の月2回お墓参りする習慣があります。
海の見える一等地にあるお墓が、賑やかになる日です。
集落ではこのほか、6月末の浜下り、9月の敬老会、10月の運動会、種おろしなどの行事や、毎月の集落清掃行事が行われていて、顔なじみになると声がかかるかも。
特に盛大なのが毎年10月第4金土に行われる「種おろし」。翌年の豊作を祈願する行事で、昔は、各家々を回り夜通し踊り明かしていたそうです。
現在龍郷集落では、公民館を起点に、新築の家々と、6つに分けた地区を2日間で回ります。
集落の人に出会う
match guest houseに何週間滞在しても、めったに人に出会うことはありません。
平日、若い人たちは仕事に出かけ、定年を過ぎた人たちも、畑で野菜を育てたり、果樹栽培をしたり、暇があれば家の庭を入念にお手入れしています。
人恋しくなったら、集落内にあるお店に立ち寄って、買い物しながらおしゃべりも楽しみのひとつです。
志村商店(年中無休、7時~19時)
年中無休のしま暮らしの強い味方です。
夕方は仕事帰りの人たちで混み合います。
あいかなショップ(木曜定休)
集落のの情報拠点にもなっている、地元婦人グループが運営する特産品ショップ。
ちょっとした黒糖のお菓子や、ツワブキやパパイヤの漬物、フルーツジャムなどmatchguesthouseでの生活のお供も手に入ります。
平日は、龍郷郵便局が開いています。
お散歩がてら立ち寄ってほっと一息つける場所かもしれません。
集落にお友達ができると、釣りなどの遊びを教えてもらえたり、料理を教えてもらえたり、タンカン狩りをさせてもらえたり、観光ではできない楽しみが、さらには、家や土地も意外と見つかるかもしれませんよ。
NPOでは、毎月移住希望者向けの「住まい特化ツアー」を開催しています。
移住を考えている方は是非ご参加されてみてくださいね。