加計呂麻島のとある集落。
東京に暮らす70代のオーナーさんから、「管理をする親戚も高齢になり、そろそろ自分の実家をどうにかしないといけなくなったんです。よければ使ってください。」と連絡を受けました。
早速、奄美大島南部の古仁屋から海上タクシーで加計呂麻にわたり、物件を見に行くことに。
晴れた日の海上タクシーの乗り心地も、島の風景もおだやかで、空も海も山も川もすべてを独り占めしている気分です。
ここに暮らしたいと思う人が多いのもわかる気がします。
お盆や正月には毎年帰省しているのと、親戚の方が風通しをしてくれているので、一見、空き家には見えません。
この日も親戚の方が掃除をして待っていてくれました。
裏の畑は、いまは、親戚の方が使っていますが、使いたい方がいたらどうぞとのこと。
本当にきれいに手入れされています。
天井はかなり低いけれど、柱や梁が頑丈で、シロアリに食われてスカスカという様子は素人目にはありません。
難があるとすれば、お風呂が壊れていることと、かなりの荷物量があり加計呂麻から本土に運んで処分するのに運賃が嵩むこと(そのまま使うならいいけど)、トイレはぼっとん(汲み取り式)なので水洗にするにはお金がかかることくらい。ざっくり住める状態にするまで100万円くらいかなとみました。
オーナーさんと話をしつつ、需要をみつつ検討していきたいと思います。