奄美群島の住まい事情

2020年1月7日

沖縄県の北に位置する奄美群島は、8つの有人島があり、人口約10万人が暮らしています。

え!島なのに??ってよく驚かれますが、奄美大島、喜界島、徳之島、沖永良部島、与論島には、港だけでなく空港もあるんです。

意外と便利なんです。

 

南の島に移住したいという方はいらっしゃいますが、最近では沖縄に移住した方からの相談も増えています。家賃がどんどん高くなり暮らせない、文化に馴染めないなど理由は様々です。

そんなわけで、北からも南からも「奄美に住みたい」と人が流入してきているのが奄美群島です。

でも、希望者はいるものの住まい探しは一苦労。

そんな状況を裏付ける数字があります。

奄美大島にある人口6,000人の町の空き家バンクの登録状況です。

空き家バンク利用者数:6年間で90組

空き家バンク掲載物件:6年間で延べ18軒

その差は、72軒!

90組のなかには、既に奄美大島に暮らしている人もいるので、純粋に島外から家を探しに来ている人は約50組、登録者の6割です。

不動産会社はないの?と思われるかもしれませんが、不動産会社が扱う物件の大半は名瀬の中心市街地です。田舎の物件は、年に数軒掲載がある程度です。

タイミング良く見つかる方もいますが、理想の物件を探している方には、島に滞在しながら島の人と仲良くなって家を紹介してもらう。住み込みのアルバイトをしながら情報をキャッチするをお勧めします。

大工仕事に自信があれば、とりあえず雨をしのげる住まいを見つけ、自分で手直ししながら暮らすという選択肢もないわけではありません。

NPOでは、毎月移住体験ツアーを開催しています。
奄美のいろんなタイプの住まいをご紹介しながら、住まい事情を知っていただくツアーです。タイミングがよければ空き家も見学できますよ。

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次回の移住体験ツアーは
2020年1月24日~25日
詳細はこちら
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