天井はすだれ仕上げ

2018年10月13日

スケルトンにした居間の天井は、「すだれで覆い、照明を工夫して南国感を演出」します。

天井板を外した天井

これまでNPOが扱ってきた空き家は、天井板を外すと、柱が天井まで到達していなかったり、梁が浮いていたり、屋根のトタン板が野地板の隙間から見えていたりと驚くことが多かったのですが、今回の家は野地板も隙間なく敷き詰められ、塗装さえすればそのままでも十分使えるものでした。

でも、コンセプトは”南国感の演出”。

すだれを天井に張ることにします。

まずは、少しでもシロアリなどの虫が近寄らないように、屋根裏全体に防腐剤を塗布します。

防腐剤を塗布したらすだれ止め作業開始。

DIY職人に手ほどきをうけながら、垂木に沿ってすだれをタッカー(大きなホッチキス)で止めていきます。

すだれのサイズは、ホームセンターに売っている一番小さなサイズ(450㎜×900㎜くらいの)が便利。

女性でも比較的楽に作業できます。

タッカーの針は10㎜がベストでした。

上を向いた作業なので、思った以上に腕が疲れます。

タッカーは、女性だと両手を使わないと何か所も一気に止めることができないので、休み休みの作業です。

作業はふたりがかり

ちょっとでも気を抜くと、止めたはずの大きなホッチキス針がとれて、すだれがぶらんぶらんします。

なので、天井にホッチキスが刺さる場所には、これでもかというほどタッカーの針を打っていきました。

慣れてくると、素人の女性二人がかりで30分で2畳分は仕上がります。

DIY職人がやると、約15畳分の天井で約半日作業かな。

よーく見ると隙間が開いていたりしますが、ご愛敬ですかね。

というわけで、最後は、梁に裸電球を取り付けて、こんな感じで南国感満載の居間となりました!

照明もついたすだれ天井