移住体験イベントin奄美大島2日目(2019年2月24日)。
本日の行先はふたつ。
奄美市名瀬のはずれ、名瀬勝(なぜがち)集落にある奄美古民家 ゲストハウス ハルの家と、奄美市名瀬から車で約40分ほど南にある瀬戸内町の節子(せっこ)集落のDIYハウス。
まず向かったのは、ハルの家。
奄美には珍しい農村地帯にあります。
運営は、奄美メディアステーション。
空き家は同社スタッフが自力改修。
プロじゃないけど、床下から作るというプロ並みの改修で、インテリアも壁紙もお洒落な仕上がり。
でも、ところどころに昔の住まいの名残があって、懐かしい気分になる空間でした。
そして、さすがメディアのプロ。
ネット事情や精密機械の保管方法など詳しく教えてくれました。
参加者のカメラマンとネットワーカーのふたりにとって、とても貴重な話でした。
次に向かったのは、瀬戸内町節子(せっこ)にあるDIYハウス「海沿いの家」。
NPOが改修をサポートしました。
人口は、約100人。若者が少ないため、行事は墓正月のみという、行事だらけの奄美で珍しい集落です。
そんな節子集落にあるDIYハウスは、海まで徒歩100歩ほど。
遠くに、立神(たちがみ)と呼ばれる小島が見えます。この立神は、海のかなたからやってくる神様の最初の立ち寄り場所で、とても神聖な場所。
そんな海と立神様を独り占めしました。
プログラムはこれで終了ですが、瀬戸内町に移住を希望されていることから、もう少し瀬戸内町を案内することに。
高知山(こうちやま)展望所から大島海峡、そして、瀬戸内町古仁屋港からフェリーで20分ほどのとのろにある人口約800人の加計呂麻島を一望し、「早く家が見つかりますように」と祈り、イベント終了となりました。
翌日、本格的な家探しのため、瀬戸内町の役場や不動産を訪れたふたりですが、4月からの自衛隊の駐屯地開庁で、自衛隊員の住まいとして空き家が抑えられているため、家探しが難航しそうです。
住みたい人がいるのに、空き家もあるはずなのに、住まいが見つからない。
そんな状況の打開に向けて、NPOは空き家・空き地活用に取り組んでいます。
次回は、2019年3月21日(木・祝)、4月26日(金)の開催です!
ご参加お待ちしています。
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