同じ田舎でも・・・

2020年1月6日

正月は、実家の香川に戻って過ごした代表です。

これは、讃岐のお雑煮です。

大学で東京に出て、初めてこのお雑煮が香川の一部でしか食べられていないお雑煮と知り、衝撃を受けました。ところ変わればです。

さて、今回の帰省でも、奄美との違いを実感しました。

平野が広がり、日本一自然災害の少ない(正確には被害額が少ない)香川県は、移住者が増加中。しかも7割は若者だとう記事を最近読んだところです。

嬉しいと思いつつも、私の実家のまわりを見渡すと、これから10年の間に13軒は確実に空き家になるという事実。

そして、跡継ぎのいなくなる家の家主は、家屋や土地をタダでいいからもらってもらおうと、周囲にお願いしているといいます。でも、だれも引き取ってくれない。押し付け合いが始まっているようです。

香川県内の空き家は、約8万8千戸。空き家率18.1%(全国平均は13.6%)で、全国で8番目に高い水準

建物を取り壊して更地にすればまだ買い手はいるかもしれないけれど、固定資産税はあがるし(許容できない額だし)、壊して新築するにもせっかく下がりかけた固定資産税が跳ね上がってしまう。いまのうちに誰かに譲るか、大幅減築して買ってもらいやすくするか・・・。

他人事ではないけれど、明日は我が身の自分は結構びびる。

そんな状況になっているうちの田舎に比べ、空き家を求めている人のほうが多くて、まだ地価があがるんじゃないかと思っている土地所有者がいる奄美群島は、なんて、うらやましいんだ!と叫びたくなったお正月でした。