【開催報告】秋の移住体験イベントin奄美大島 2日目

2018年11月15日

11/9、11/10、秋の『住まい特化移住体験イベントIN奄美大島』を開催しました。
今回の参加いただいたのは京都府在住のYOUKOさん。

海外と日本の二地域居住を考えているYOUKOさん、そんな暮らしができる場所や住まいがあるのか知りたい!と参加されました。

昨晩を過ごした節子(せっこ)集落にあるDIYハウス「海沿いの家」は、なんと徒歩すぐのところにビーチが広がります。

誰もいないから、プライベートビーチ。

流木をテーブルに朝食。

海際を歩く小鳥たちや、森から森へと渡る野鳥を見ながら、生き物好きのYOUKOさんは大感激の様子。

今回は時間の都合で渡れなかった加計呂麻島を望みに、高知山(こうちやま)展望台へ。

大島海峡を一望。

ここでもサシバやメジロなどの野鳥が自由に飛び回っていました。

季節外れの緋寒桜も見られました。

午後は、瀬戸内町の阿木名(あぎな)集落の空き家を見学。
空き家の持ち主の方に案内していただきました。

1か月前まで人が住んでいたので、室内は意外ときれいです。

でも、退去したのには理由がありました。

床の土台の木材が、多分シロアリにやられていたのでしょう。

床が抜け落ちかけています。

ここまでくれば、いっそのこと土間もありかもしれません。

ちなみに、阿木名集落には、自衛隊の官舎が建つ予定で、現在600人の人口は、1000人近くになるそうです。さらに、珍しいことに下水が整備されていて、トイレは水洗というのに、少し魅力を感じてしまいました。

ランチは、HUB a nice d!(ハブアナイスディ!)の海老カツバーガー。
空き家を改修した交流拠点です。

この空き家もシロアリ被害が甚大で、結局わずか数本の梁と柱しか残せなかったようです。

そんなシロアリの被害といえば、龍郷町にある山裾の家「えんハウス」。

入居者が退去して、再度リフォームしようと内壁を剥がしたら・・・
梁がほぼ再起不能な状態であることが判明。

住居ではなく改修現場見学ハウスとして、そして、DIY教室やったりする場所として使うことに決め、第2弾改修を始めました。

そんな現場を見学。

シロアリ被害の様子も隠さず見せます。

シロアリに食われた梁を見たYOUKOさんが、ひとこと。

「自然の造形美ですね!」

・・・

「私、ここに住めますよ!」

・・・

そんな方もいらっしゃるとは・・・

YOUKOさんなら、家はすぐに見つかるのかも知れません。

ただ、住まいを見つける前に、自分が馴染める場所探しが重要だと気付いたYOUKOさん。

YOUKOさん、また奄美にお越し下さいね。

NPO法人ねりやかなやレジデンスでは、移住希望者向けに、住まいを中心としたイベントを開催しています。
次回は、2019年2月23日(土)です。
お待ちしています!